今回は腹筋のトレーニング種目として皆さんがよく行われているレッグレイズについて書きたいと思います!
皆さんのお悩みで「下っ腹が気になる」「ぽっこりお腹になってきた」などの悩みから、下っ腹を鍛えようとレッグレイズをする人は多いのではないかと思います!
そんなレッグレイズですが1人で行おうとすると「腹筋を鍛える」という意味ではかなり効率の悪い種目となります!
でも、「お腹に効いてる感じが一番する」という人も多くいると思うのですが、何故、腹筋を鍛える意味でレッグレイズは効率が悪いのか?むしろ腹筋は鍛えられないとまで言えるのですが、理由は簡単です!
レッグレイズの動作を思い出してください!
動いてるとこはどこですか?ってことです!
股関節ですよね?
腹筋(腹直筋)の作用は体幹の屈曲です!
股関節の屈曲・進展には作用しないのです!
では「体幹の屈曲が起こるとこまで足を持って来ればいいのでは?」と思う人もいると思いますが、それは持ってきたところで腹筋に対する負荷はほぼ無いです!
筋トレは負荷又は重力方向に逆らって行うから効果があるわけで、足を地面から90度のところで負荷は0になり、それ以降はマイナスになるということです!
では何故効いている感覚があるのかというと、それは上体を維持する為に使っているからです!
筋肉の収縮と伸張はされてないのです!
体幹トレーニングの王道であるプランクをやっているのと変わらないってことです!
トレーニングの基本として、ターゲットとしている筋肉の収縮と伸張が行われないと意味ないですね!
筋肉の起始停止・作用がわかればどのトレーニングが効率良くて効率悪いのかがすぐにわかります!
ざっくりとした感じではあるのですが、以上の事から1人で行うレッグレイズは腹筋に対して効かないという事がわかると思います!
しかしパートナーがいれば負荷をかけてもらえば良いので、効率良く鍛えることができますね!
トレーニングを行う際は効いている感覚ではなく、解剖学、バイオメカニクスなどの知識が大切になるということです!
皆さんもトレーニングをする際は筋肉の起始停止・作用を考えながら行うと良いですよ!
理想の身体を手に入れる
パーソナルトレーナーの冨江です。 トレーニングに関する記事や栄養に関する記事などみなさんの健康やトレーニングに+1になる情報を発信していきます!
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